ひのきみ通信 第64号

2001年4月3日


目次

2001年度の入学式に向けて 「日の丸・君が代」対策委員会
「日の丸・君が代」法制化以降初の本格的な裁判闘争始まる
 〜3・16石川中裁判支援集会の報告〜
「ひのきみ通信」東京通信員
「石川中」裁判・提訴にあたって 根津公子・原告
高校生、教員、市民、参加者の思いが一杯
 「日の丸・君が代」強制反対!卒業式・入学式を考える集いin市川
 アンケート報告
山口 兼男
渡壁さん「強制収容所」に隔離、「思想改造」始まる 近 正美・佐倉高校分会
祝、ユニオン結成 中村美彦・市原緑高校分会
「日の丸・君が代」強制の職務命令撤回闘争
 ─意見広告運動と県民集会を中心に─
佐久間美弥子(高教組中央執行委員)
本当にわかってくれたのかな? 若木 力
編集後記 素直な天邪鬼
お知らせ

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2001年度の入学式に向けて

「日の丸・君が代」対策委員会

 2000年度の入学式を振り返って、私たちは『ひのきみ通信』46号に次のように書いた。
 「新たな攻撃によって3校で新たに導入される結果となったが、私たちはよく健闘したといえよう。そして、導入されたからといって私たちは決して屈服したわけではない。・・・100%実施、それはきっと彼等の破綻の始まりになるに違いない。」
 その後、県教委は12月、卒業式に向けて、「日の丸・君が代」未実施校の校長に対し「職務命令」を出し、1月には全県立高校の校長に対し実施するよう「通知」を出した。
 しかし、これは新たに、生徒や保護者の闘いを生み出した。とくに、国府台、小金、東葛の3校の生徒たちの闘いは素晴らしかった。この闘いは、『朝日新聞』の社説(3月19日)にも取り上げられ、次のように締め括られた。「自主・自律と、形式の押しつけと。どちらが本当に教育的なことだろうか。文部科学省や教育委員会に属する一人ひとりに、立ち止まって、もう一度考えてみてもらいたいと思う。」
 卒業式の結果は、「日の丸」が100%実施、「君が代」は4校で式の前だった。確かに、「君が代」100%実施まであと一歩である。
 しかしそれでも、一度目覚めた人々を再び眠らせることはできない。
 その証拠に、100%実施に近づけば近づくほど、「日の丸・君が代」強制に対する疑問は大きくなっているのが実状である。そして、様々な抵抗や闘いが引き続き起き、それが全国的な横のネットワークを作り出しつつある。だから『朝日新聞』も社説で取り上げざるを得なかったし、八王子の石川中裁判闘争も新たに始まったのである。
 ところで、江戸時代の哲学者・三浦梅園は、主著『玄語』の中で次のようなことを言っている。
 「良将は弱を以て強を制す。・・怯将は強を以て弱を畏(おそ)る。・・全からんとすれば即ちかけ、・・治めんと欲すれば即ちみだる。」
 私たちは引き続き、大胆に、抵抗と闘いを堅持して行くであろう。

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「日の丸・君が代」法制化以降初の本格的な裁判闘争始まる

〜3・16石川中裁判支援集会の報告〜

「ひのきみ通信」東京通信員

 この集会の案内ビラには、次のようなことが書いてあった。

 「やりたくないという気持ちはありました。しかし、指示された以上はやるしかないと思いました。」「正しいとか間違っているとか考えるのではなく、上からの指示は自分で判断するべきでない、無条件に従うべきもの、という考えが徹底していたのです。」
(地下鉄サリン実行犯の一人のオウム信者の証言より)

 卒業式を前にした中学生の、最後の授業の中でこの証言をとりあげながら、「指示待ち人間ではダメ!目分の頭で考えることこそ大切」と教えた八王子市立石川中学校の教員が1999年8月、八王子市教育委員会から訓告処分を受けました。その授業の中で「日の丸・君が代」に触れた、そのことが処分の対象になったのです。(注:中学校の教員とは、根津公子さん)

 処分の理由は次の二つ。

  1. 「校長による国旗・国歌に対する指導が、あたかもオウム真理教と同じマインドコントロールにされた命令・服従の指導であるとしたプリントを配布し」たこと。
  2. 「職員会議の内容を生徒に示し、校長の学校運営方針を批判するに等しい授業を行った」こと。

 そして、「かかる行為は、地方公務員法に抵触する、教育公務員たるにふさわしくない行為であって、学校及び職の信用を著しく傷つける誠に許し難いものである」として、文書訓告が出された。
 しかし、[1]については、授業の前日、校長にプリントの写しを渡し内容の確認を求め、誤りがあれば指摘するよう求めている。しかし、校長からは何の指摘もなかったので、それをそのまま授業で使用したのである。
 [2]については、前日、「『日の丸・君が代を校長先生はどうするのか』という質問が出るかもしれません。出たら、生徒たちに答えてくれますか」と聞いたところ、校長が「答えない」というので、「それなら校長が職員会議で「実施する」と発言したことを私が伝えますが、いいですね」と言うと、「事実はいいです」と校長は答えている。そこで、生徒から質問が出たので、「校長は『日の丸を舞台に三脚で置く、君が代は奏楽を流す』と言っている」と伝えただけである。
 したがって、今回の処分は、
 (1)授業内容への違法不当な支配介入であること、
 (2)プリントの内容には何ら問題がなく、処分の理由にはならないこと、
 (3)処分に至る手続きにも疑問があること、
 (4)職員会議の内容を生徒に示したことは処分の理由とならないこと、
 しかも、都教委は、再三にわたって市教委に処分理由を明らかにする資料の提出を求めたが、結果的にはそのような資料は存在せず、最終的に「処分にあたらず」という決定をしていること、などの理由から、「違憲違法」であるとして、国家賠償法に基づき、「著しい精神的損害を被った」として100万円の賠償請求をしたものである。(以上、訴状から要約)
 集会は、3月16日八王子で開かれた。開会の1時間以上も前から、JR八王子駅前は、右翼の街宣車(17〜8台が来たらしい)が列を作り、大音響で根津さんを名指しで攻撃し、ビラも配布するという異常な事態だった。『反国家集会に抗議する!』と題するビラには、「国の為、国民の為に必要のない都教組や市民団体は即刻解散せよ。根津公子は教員免許を返上し国民に謝罪せよ。」などと言う事が書いてあった。
 しかし、集会には、主催者(考え・判断する子どもたちを育てる学校教育を!市民の会)の予想を大きく越える100人以上が集まり、会場は超満員となった。
 集会では、まず、八王子教組副委員長から、八王子の学校現場で「日の丸・君が代」の強制が強まる中で、「非国民」という言葉が現場で飛び交うようになってきている一方、様々な闘いが展開されていることが紹介された。 根津さんの元同僚は、根津さんと一緒に「自分の頭で考え、行動する」というのをテーマに教育活動をやって来たことを報告した。
 自身も八王子市民である萱野弁護士は、訴状の内容に基づき裁判闘争(第1回審理は4月12日10時より)の中身を紹介、「日の丸・君が代法制化以降初の本格的訴訟として闘いたい」と抱負を述べた。
 根津さんは、市教委とのやり取りの中で、彼等が「他のことならいいが、『日の丸・君が代』のことについては、『考えましょう』と訴えてはいけない」と言ったことを紹介した。いかに彼等が、教員や生徒をつまりは国民をオウム信者と同じようにしたがっているかということがよくわかった。また、「ここ1年で世の中がすごく変わり、治安維持法状態になってきている。しかし、このまま引き下がるわけにはいかないと思い提訴することになった。自分の裁判を活用して頂きたい」と決意を述べた。
 その後、沖電器闘争の田中さんの歌をはさんで、会場からの発言となった。
 永山高校卒業生、国立2小の保護者、アイム’89、神奈川高教組、とめよう戦争への道八王子連絡会からの発言があった。その中で、1990年の日の出町立平井小学校入学式で「日の丸」を降ろした教諭のへの戒告取り消しを求める裁判で勝訴(地裁、高裁とも)したアイム’89からの報告は、権力がいかにデタラメな処分(最初に処分を決め、事故報告書が裁判の度に増えて行くというような)をしているかを暴露するものであった。
 以上のように、この集会は、「日の丸・君が代」法制化以降初の本格的訴訟への支援集会として、右翼の妨害を蹴って大成功した。
 ところで、集会の最後に、主催者から、これまでの会を発展させた『石川中裁判を支える会』への加入が訴えられたが、以下に連絡先などを記しておくので、是非多くの方が加入されるよう、通信員からもお願いするものである。

『支える会』連絡先  立川市錦町2−4−22 加藤方
 年会費 2000円
 郵便振込先・番号 古荘斗糸子・00150−1−192951

 なお、裁判闘争を開始するにあたって、根津さんは「提訴にあたって」という文章を書いている。以下に、その前半の部分を紹介しておく。

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「石川中」裁判・提訴にあたって

根津公子・原告

 今の社会状況を「戦争中と同じ」と言っても「まさか!」と思われるかもしれません。でも、私はよく似ているとおもいます。
 私が処分された1999年は、別名、戦争協力法と言われる日米新ガイドライン法が成立した年でした。国旗・国歌法も成立しました。それまでも(10年前から)文部省は「日の丸・君が代」を卒業・入学式に実施することを強制していましたが、これを機に、強制は熾烈を極めました。
 国立市では、胸に小さいリボンをつけた、ただそれだけで、教員が大量に処分されました。「なぜ校長先生は日の丸を揚げたのですか」と質問した第二小学校の子どもたちは、街宣車70台で連日押し寄せた右翼から脅され続けましたが、市教委はこれを放置しました。市教委が、子どもの安全よりも何を優先したかが見えてくるでしょう。
 卒業式を機に国立市教委は、それまで子どもが主人公の民主的な学校であった国立市の学校を、校長の指示・命令だけで動く学校につくり変えようと、まずは教員にものを言わせない、そのために教員を徹底して管理することを始めました。学校の職員会議に教育委員会の人間が同席し、職員の発言を監視するとか、「校長の意に沿わない」教員を校長がルールを無視して異動させようと画策する(10年前までの異動は本人の希望で行う。強制的に異動させてはいけない、という確認がある。)とかが、校長・教育委員会の連携プレイで起きています。
 また、都教委は全国に先駆けて、昨年12月に「指導力不足等教員の要綱」をつくりました。「等」とは一言で言えば、私のような校長にとって目障りな教員を学校から追い出し、「研修」3年を経てクビにできるという制度ですが、年度切り替えの4月には、この新しい要綱を適用され、学校を追われる教員が出てきます。
 今まさに、戦争前夜です。70年近く前、中国侵略開始にあたってまず政府が手がけたのが教育でしたが、軍国主義教育を徹底するために教員を弾圧し、特高警察が網を張った時と、いままったく同じ様相を呈しています。現在ではその当時の教育を一般に「軍国主義教育」と言い、マイナスの評価をしますが、当時多くの人たちには悪いという認識はなかったようです。温い湯から徐々に温度を上げても蛙は熱くなったことに気付かないそうですが、70年前も多くの人は「危ない」とは思わなかったそうです。危ないと思い、行動した人は牢につながれました。「歴史は操り返す」と言いますが、現在もまた、いまの日本を「平和憲法で守られている平和な日本」と思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。徐々に、しかも、もうかなり危ない方向に向かっていることに気づいてはいないのか、あるいは、自己の利益のために気づいていないふりをしているのか…。ひとたび自らが社会と主体的に関わっていこうと行動した時、また、事件や事故の被害に遭った時、「個人より国家優先」の仕打ちに遭遇し、はじめて社会が危なくなっていることに気づかされるのかもしれません。
 私は、おかしいことをおかしいと言い続け、「日の丸・君が代」にまで触れてしまったために繰り返し処分を受けたのですが、「日の丸・君が代」は踏み絵です。その中で実感として社会の危なさに気づかされてきました。また私は、今年多摩市立多摩中に異動になりましたが、地域や職員の意識の違い、そしてここ1、2年の戦争前夜のような世の中の動き、とりわけ前述した教員攻撃とが相まって、いつ学校から追い出されても不思議ではない状態に置かれています。明日の身分は保障されない、というような空気をひしひしと感じます。
 このような社会の動きの中で、私への処分もまた、今までとは違い、これまで踏み込んできてはいなかった領域へ踏み込んでの処分でした。授業内容については、判例では、事実に誤りがない限りにおいて最大限、教師の自由裁量を認めています。ですから、都教委は私を処分できなかったのです。しかし八王子市教委はその線を超えて私を処分しました。また、処分後、「根津には反省がないから」(秋山校長及び和田参次発言)として、市教委の指示で校長が授業の監視をしたり、「自作のプリントはすべて使用2日前までに見せ、許可を得ること」等の職務命令を出したことも、それまでにはなかったことでした。本来なら、処分は最終決着のはずで、さらにペナルティを課すことはできないはずです。
 教育委員会がよりどころとする法をもってしても、今までは処分不可能であったことを、今日は処分にしてしまう。さらには、自分たちに都合のいい法規をつくって処分を可能にしてしまう。これも70年前と同じです。彼らは権力を濫用して国家に盾突く者への制裁に全力を注いでいます。
 私は、それに対して黙っているのはやめました。まだ、ものを言っても生命の危険までには及んでいない今、今ならまだ言える、言わないで言えなくなる時を待つのはやめようと思ったのです。独立しているはずの司法も現実には政府べったりですが、それでも、「裁判を受ける権利」を利用しようと思いました。
 おかしいことは「おかしい」と声を上げていこう、周りの人たちに、「一緒に考えて!」と呼びかけたいと思い、提訴することにしました。ごまめの歯ぎしりかもしれませんが、この裁判を通して今の学校教育をたくさんの人と考えていきたいと思います。私が石川中に在籍していた時の元生徒たちに対しては、授業のつづきでもあります。自分の頭でよく考えて、主張していこうと思います。

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高校生、教員、市民、参加者の思いが一杯

「日の丸・君が代」強制反対!卒業式・入学式を考える集いin市川 アンケート報告

山口 兼男

 2月16日の集会には、参加者から貴重なアンケートが数多く寄せられました。その中から、ピックアップして紹介します。参加者の思いや考えが伝わってきます。そして、反省会の場で、来年もこうした集いを持とうということになりました。

 どの話も良かったが、高校生のみなさんのしっかりした、感動的な話が聞けて、また、国立の方のお話も聞けて来たかいがあった。わたしは、自分の学校の職員会議で、卒業式で日の丸反対とたった1人で言うほどの行動はまだ起こせない。でも、小さくても、自分でできることを見つけつつ行動していきたい。

 自分の職場で、卒業式になると発言しています。その頃になると、どんなふうに話をしようかと思うと苦しくなります。今回、多方面の方の発言を聞き、元気が出ました。今後も、一歩一歩取り組んでいきたいと思います。

 高校生の発言をもっともと思いました。私も職員会議で勇気をふりしぼって、反対意見を述べていますが「やっぱり言って良かった」「言い続けなければならない」と思いました。

 今までは、当たり前のように「日の丸・君が代」をやって何にも疑問を持ちませんでした。今の小・中学生も同じだと思います。もっと「日の丸・君が代」がどういうものなのか、もっと教えて欲しいです。もっと考えさせることが必要だと思います。私は高校に入って初めて、やらないという選択肢があることを知りました。これからも、うちの高校のようなところがたくさん増えると良いです。卒実がんばるぞ!

 今日、親や先生がたくさん来てくれたことは凄くありがたい。私は個人的に「日の君」嫌。戦争責任とか(勉強不足であまり知識ないからうまく言えないけど)あるし。でも、それよりもっと嫌なのは強制。だって「自律」を掲げてるなんてそんなにないでしょ(校風とかで)。それを掲げる以上、生徒の意見はきっちり受け入れるべき。別に変な要求じゃないのに「学校の裁量範囲外・学習指導要領・職務命令」の3つの、しかも説得力の欠ける根拠で押し進める。ねぇ校長。私たちはそれなりに考えて、それで答えを出した人も、すごく悩んで今だ考えている人もいる。だけど、それでも私たちは皆考えている。なのにそれを訳の分からない、無いようなあるような「絵に描いたモチ」を生徒に押しつけるってどうなの?私は今、この活動を始めて、今の日本のシステムや伝統に激しく、憤りを感じる。左とか右とかじゃなく、いろんな大人に問いかけたい。

 私は最初この問題についてはちゃらんぽらんに考えてきました。しかし、有志の人たちの発言や行動が心をうった。自分ももっと一生懸命がんばりたい、もっと知りたいと思いこの集いに参加しました。いろいろな意見を聞いて、いっぱい考えさせられました。今まで、生徒で運営してきて、そういうものを職務命令1つでつぶされてしまって良いのか?いや、いけない。私たち生徒が1人1人、もっと関心を持って取り組んでいくべきと思いました。これからもっと積極的にがんばっていきたいと思います。

 国府台高校の卒業生です。(ちなみにブラスバンド部です。)今でも卒業式のエルザ大聖堂への入場?を演奏しているんでしょうか?自治会・事務局の人たちががんばっていた様子がなつかしく思い出されました。中学校の教員をしていますが、子供たちに自分で考える力をしっかりつけていく教育の必要性をひしひしと感じました。

 僕は国府台の生徒で、日の君問題には評議会議長として参加しています。僕は国歌を歌う国旗を掲げるということには抵抗はないです。しかし、強制的に国歌、国旗をやることはおかしいと思います。我々3校だけの問題ではないと思います。今こそ、みんなで行動を起こすべきです。がんばりましょう。

 国立−本当になぜ「ビシッ」と整列させなければいけないのだろう。「蛇行している」と言われるとの話だったが、レポーターの保護者同様「それで何か悪いことあるの?」と言う感じです。びしっときれいな整列は「気を付け」「礼」もそろってなければ気に入らないのは単に美意識の問題で、それを多方面に展開するのが管理主義。管理主義は生徒に「考えるな」を強制しているわけだから絶対反対だ。 国府台の生徒(卒実で総務をやっている女子生徒)が言ったように校長先生が生徒の方を見ない。生徒の真摯な意見を聞こうとしないというのは全く教育者失格。日の丸・君が代反対が「特定のイデオロギーによる偏向教育というなら、日の丸・君が代を強制するのも「特定のイデオロギーによる偏向教育」だ。その証明が右翼の街宣車がこの教育会館に横ずけしてがなりたてていたことだ。国府台高校の「生徒の自治」を大切にする姿勢、大事に大事にしてください。

 私自身、制服のない、自由な高校でしたので、千葉に来て制服の多さにびっくりしました。子供が主人公の学校であってほしい。息子の小学校の卒業式、歩いている卒業の子たちがとても緊張した面持ちでかくかくとした歩き方で、かわいそうな気がしました。「疲れたー」と言っていました。ステージも校旗で良いと思います。学校学校によっていろんな卒業式・入学式があって良い。そのためには生徒会など子供の声、考えを取り入れてそれをいかしていったらどうでしょうか。学校内での組織をつくっていく必要があると思います。1年に1回でも交流できると良いと思います。

 正直これほどたくさんの方々が集まるとは思っていなかった。しかも、若い生徒、保護者、教員、一般市民と多方面から集まった集会は活発で内容の濃いものであった。単に集められた(動員された)人の集会ではなく、自発的な集会は意義深いものであるが、それだけ危機感も強い状況には憂いを感じる。

 僕が僕でなかったら、何で僕が生きているんでしょうかね。他人と同じ仮面をつけずに僕らしくさせてください。恥も外聞もなくお願いします。職務命令に抗議する活動資金難です。
   (なお、集会の二次会参加者から高校生の活動にカンパしました)

以上

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渡壁さん「強制収容所」に隔離、「思想改造」始まる

近 正美・佐倉高校分会

 2月1日から渡壁さんの幽閉が開始された「服務研修」という名目で常に2〜3名の指導主事が監視を行い、希望もしていない研修を強要しているという。一人のために、2〜3名もの県職員が監視を行うなどということは税金の無駄使いでしかないだろう。
 そんな中、産経新聞と内外教育、週刊新潮が本人への取材も行わずに「四街道市教育委員会」「元校長」「父兄」などとからの話しとして一方的な「誹謗中傷」記事を掲載した。この記事はその内容から「元校長」(現・四街道市教育長、教育課長)が渡壁さんになにも確認することなくウワサや伝聞を脚色して一方的に出されたものでしかない。子どもたちに「ごみ!」「クズ!」呼ばわりをしたとか、生徒の自宅にスピーカーで「態度を改めて!」と迫ったとか全くのデマ、事実誤認、誹謗、中傷でしかない。
 以前、四街道西中正常化のための組合による集会で生徒が校長や担任から「クズ!学校にくるな!」と言われたことがあった。また、実際に学校に入れなかったこともあった。校長や教育長にスピーカーで「団体交渉に応じろ!」と組合活動として迫ったことはあった。自分たちがやられたこと、子どもたちがやられたことに対する「錯誤」、このような思い込みに右派メディアは簡単に騙される。
 文科省は2月27日、産経新聞などの報道を受けて、不適格(指導力不足)教員の免職・配置転換を可能とする法案を国会に提出した。都教委は50名の名簿をつくり、すでに20名に打診を行った。まるで、「日の丸・君が代」に反対した教員や渡壁さんのような教員は「分限免職や研修所送りになるゾ!」と言わんばかりである。実にタイミングが良いではないか。マスコミを利用して「渡壁さんをなぜ解雇しないのか」という声を盛り上げるためのリーク以外の何ものでもないだろう。
 今後、校長や教育長に物申す教員は命令一つで「研修所送り」にするという一つの事例として渡壁さんを利用しているのだろう。きっと、県教委は渡壁さんの事例を文科省にモデルケースとして報告しているに違いない。どうか、県教委・四街道市教委への抗議要望をお願いしたい。


「独房」からの通信(1)

 千葉県総合教育センターの一室に毎日通っている。広さ5畳ほどの部屋に机が二つ、椅子が四つある。机に向かって毎日8時間過ごす。テーマは毎日出され、最初講師の講演、その後、冊子や資料を渡され、それをまとめてレポートにする。レポートはワープロ打ちで提出する。課題名、例えば「千葉の教育2025構想」「新・旧学習指導要領の比較」「学校管理規則」などをテーマに、それをまとめ、自分の意見を書く。
 当然「『国旗・国歌』を指導するものとする」に対し、どう解釈し、どう考えているのかも書かねばならない。触れないと逃げた、触れれば転向していない、と言うことが日常的に問われるのだ。厳しい強制研修で思想改造を迫る。他県のように課題の選択やレポート提出期限の自由はない。まるで、教師が生徒に反省文を書かせるのに似ている。こんなことをさせて、都教委のように「最低」評価処分を勧告するのだろうか。(金髪120回被処分者より)

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祝、ユニオン結成

中村美彦・市原緑高校分会

 3月11日、念願の地域ユニオンが発足しました。「ユニオン市原」という名称で委員長に株式会社アルバ(国労事業センター)の太田さん、書記長に清野さんが就任しました。「一人でも入れる組合」でパート・未組織労働者の組織化を目指します。今まで労働運動の枠外とされてきた人達と連帯して闘うことが私たちにもできることになったわけです。本当に喜ばしいことです。
 現在、こうした地域ユニオンは全国に100を越えて存在するそうです。県内にもすでに2つ存在します。連合も全労連も、中小未組織の組織化を目指していますが、そういう時代の潮流なのでしょう。
 「労働組合ばなれ」だとか「労働運動の終焉」だとか、巷では勝手なことを言っています。ぼく自身もなかなか組織拡大が進まず、展望が見いだせないなか、福田徹弁護士の「短期的には悲観的、長期的には楽観的」という言葉だけが頼りだった気がします。しかし今年の福田先生の講演で目からウロコがとれました。
 99年の労働省の調査によると、全労働者の組織率は22.2パーセントですが、「労働組合は必要だと思うか」という問には7割を越える人達がハイと答えていて、「あってもなくても良い」と「ない方がよい」は合わせて4分の1にとどまっています。驚いたことは、組織率が2.5パーセントのパート労働者の過半数が「労働組合は必要」と考えていることです。
 われわれは「組合は必要だと思うが、自分は入る気がない」という声に悩んでいますが、それはきわめて「恵まれた労働者」にしか許されていないことに気が付かなければいけません。7割を越える非常に多くの労働者は「組合に入りたくても入れない」状態なのです。
 この事態に風穴をあけるのが「地域ユニオン」だと考えています。ユニオン市原の発足は、まだ「小さな1歩」ですが、やがては大きな流れになることを確信しています。

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「日の丸・君が代」強制の職務命令撤回闘争

─意見広告運動と県民集会を中心に─

佐久間美弥子(高教組中央執行委員)

 「大学生の娘が、意見広告の氏名の中に、高校時代の先生の名前を見つけ、嬉しさのあまり、久しぶりにその先生に電話をかけていました。娘は、高校時代に先生ともっとこのような問題を話し合いたかったと言っていました。」(千葉市の女性より)
 「今回の集会は意見広告を見て知った。新聞の欄に『反対する』を堂々と名前を挙げてくださった先生方に心から敬意を表します。ありがとうございました。」(県立高校卒業生)
 2月18日の読売新聞に掲載した「日の丸・君が代」の強制に反対する意見広告への共感の声や、2・25「日の丸・君が代」強制反対県民集会に参加された方々の感動の声が続々と寄せられています。
 昨年の12月5日に教育長より出された「日の丸・君が代」実施の職務命令の撤回を求めた千葉高教組の闘いは、職場を軸とした闘いに加えて、新聞への意見広告や県民集会の開催等、私たち教職員が社会的に意見表明し、広く県民と連帯した闘いを一層強めることができました。意見広告への賛同者2808名(うち氏名公表者1446名)は、取り組み期間が短かったにもかかわらず、昨年の氏名公表者1005名を大きく上回りました。右翼の街宣車が取り囲む中を、毅然として成功させた県民集会とデモ行進には、600名を超す組合員や県民が参加しました。集会では、埼玉大学名誉教授の暉峻淑子さんが「教育の現場と市民の連帯」と題して講演しました。「日の丸・君が代」の強制がいかに人権を踏みにじり非教育的なものであるかを、分かりやすい言葉で語られた暉峻さんの講演は、多くの参加者に感銘を与え、私たちの取り組みの確かさを確認することができました。該当校の小金高校、国府台高校、東葛飾高校の報告からは、生徒たちが生き生きと主体的に学校行事を作り上げている姿が思い浮かびました。まさに生徒が主役の学校を実践している日常の延長線上に卒業式もあります。所沢高 校のPTA会長の清水康幸さんは、生徒を中心として教員と保護者との3者が共に学校を作っていく取り組みへの展望を語り、多摩教組委員長の見城赳樹さんは、「日の丸・君が代」強制から始まって民主教育そのものへの攻撃がかけられている国立市の現状を語りました。保護者や市民との連帯や、教職員組合が広く連帯して取り組みことの重要性が増していることを強く認識することになりました。さらに、この集会には、最近の日本国内の「日の丸・君が代」強制や史実や真実を改竄した教科書作成の動きに危機感をもつ韓国のテレビ局からも取材に来ていました。これらの動きが日本国民の支持を得たものなのかとの問題関心を持つ韓国の人々との連帯を、千葉の地からすすめることができたと思います。
 また、この間、様々な教育課題の前進がありました。小金、国府台、東葛飾3校の生徒たちは、民主的手続きを経て作り上げてきた卒業式を職務命令によって覆されることに対して、「命令より話しあいを」と、立ち上がり、校長との話し合いを重ね、教育長に請願を提出し、のべ5000を超える署名を集めて、教育長との話し合いを求めました。高校生たちが具体的に社会的に行動することで、子どもの意見表明権を現実に行使することができました。さらに、保護者も立ち上がり、生徒・保護者・教員による3者会議が開催された学校もあり、3者共同の学校づくりを前進させることができました。
また、保護者は、こうした高校生たちの請願に誠実に応え、職務命令を撤回することを求めて、教育長に申し入れを行いました。弁護士も教育長に同様の申し入れを行いました。県内の各地では、教職員が組織の枠を超え、そして市民や保護者や高校生たちと共に、集会を開催しました。職務命令の撤回はされていないものの、この間それぞれの立場の者が、自らできることを考え、行動したことが、結局は、県内での大きな連帯につながったと考えられます。こうして形づくられた県内での大きな連帯の輪が、これから予想される教科書攻撃、教育基本法改悪に反対する闘いへの大きな力になったと考えています。

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本当にわかってくれたのかな?

若木 力

 卒業式を一週間後に控え、インフルエンザにかかってしまった。今年は3年の担任なので早く治さないと大変だ。このインフル君、なかなか手強くて式の前日にようやくほぼ大丈夫かなという状態に回復した。やれやれと思ったら式当日の朝、非常事態が発生した。「今日は国歌をちゃんと歌えよ」と右翼の街宣車が脅しに我が家へやって来た・・のではなく、なんと声がまうたく出ないのだ。インフルエンザ後遺症が喉に来たのである。これでは国歌をちゃんと歌えないではないかなんて言ったら「ひのきみ通信」の原稿にはならなくなってしまうだろうなあ。
 しかし、インフル君は冬には人の体に寄生して生き生きと暮らしているのだろうが、夏はどうやって暮らしているのだろうか。飲まず食わずで次の冬まで生き延びているのだろうか。そこで一句「インフル君、夏は何処で何してる」。
 失礼、話を元に戻そう。声が出ないと卒業生の呼名ができない。どうしたらいいかいろいろ考えた。副担任の先生に放送室で呼名してもらい、ぼくはマイクの前でクチパクをする。これは名案だ。多分ばれずにできるだろう。成功したら「ひのきみ」に載せてもらおうとその時、ふと考えたのを思いだした。ちょっとわくわくしながら学校に行ったのだが、体が温まってきたら低い声なら少しでるようになってしまったので、低音ハスキー型呼名で行くことにした。校長には国歌の練習をしすぎて声が潰れたとでもいっておこう。そうこうしているうちに式は厳粛に始まったのであった。壇上には見たことのない来賓が偉そうに座っていた。そして、その後ろには「日の丸」が「ええいどうだっ!」て表情で掲げられていた。しかし、よくよく見ると、このデザインは情けない。白地に赤い丸なんてまるで血液で汚れたガーゼではないか。中国では「膏薬旗」と呼ばれ馬鹿にされているらしい。「国旗・国歌」法案が論議されていたとき、反対派の中にも「日の丸」のデザイン自体は悪くないという人が結構いたが、ぼくにはやはり汚れたガーゼにしか見えない。これなら菊の御紋でもデザインした方がましだ !
 「一同起立。礼。」の号令で全員が立ち上がり意味不明の礼をしていた。やはりこれはガーゼに礼をしているのであろうか。そして、A高校のように「国歌は歌わなくでもいいよ」などという説明は当然ないまま、国歌斉唱の号令がかかった。ぼくが(体調がまだ完全ではなかったので、もう立っていることができず)着席すると、なんとぼくのクラスの生徒の大半も着席したのだ。卒業生の席を見渡すとぼくが授業を持っていたクラスの生徒はかなりの数、着席していた。そしてぼくの方をみてニヤリとしている。どうやらインフルエンザがうつってしまったらしい。別のクラスの生徒は訳がわからないのかびっくりしている様子だった。
 今年は3年生の現代社会で、天皇制や日本の加害責任、戦後補償問題など、かなり詳しくとりあげた。最後の授業で生徒に書いてもらったアンケートでも、原爆など被害者としての勉強はしたことがあるが、加害について初めて勉強したというものが多かった。「大人になる前に本当のことを知っておいてよかった」「日本もドイツのようにちゃんと補償すべきだ」「来年の3年生にも絶対教えてあげて」などなど、なかなか手応えを感じる回答が多かった。「自国の歴史に誇りが持てなくなった。知らない方がよかった」などという意見は一つもなかった。「つくる会」の人たちの主張は絶対におかしいのだ。昨年も3年生の授業では同じような内容を扱ったのだが、「君が代」で座る生徒はいなかった。この話は9月の「ひのきみ」に書いた通りである。やはり今年は授業担当と同時に担任でもあったことが大きかったのであろうか。そして、ぼくのクラスの生徒が座ったから、それを見て躊躇していた他クラスの生徒も安心して座った、といったところだろう。
 ぼくのクラスの低音ハスキー型呼名も成功裏に終わり、卒業式は何事もなかったかのように淡々と進行していった。校長、教頭、来賓はいちいち血染めガーゼに礼をしてから退屈なスピーチをしていた。そして、すべての式次第が終了し、卒業生退場の号令がかかった。そこまでは「国歌」を除いて厳粛に進んでいたが、クラッカーを鳴らしたり、シャンパンをまきながら退場するクラスもあり、なかなかくだけた雰囲気になった。最後に退場するクラスはぼくが授業を担当していたクラスで、「国歌」の時もほぼ全員が着席していたクラスだった。とても団結力のあるクラスで最後に何かしでかしそうな雰囲気だった。案の定、彼らは全員で奇声を発しながらステージ上に駆け上がっていった。おい、おい、何をやるんだと思って見ていると10人くらいは演題の上にも上がり、二段になって記念撮影を始めたのであった。そして彼らの背景には「日の丸」が「ええいっどうだ」といった表情でしっかりと掲げられていた。「日の丸」を引きずり降ろすのかなと期待していたぼくがまだまだ甘かったのであった。

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編集後記

  今号にも多くの原稿をいただいた。編集担当としては大感謝である。しかし、「日の丸・君が代」の強制が行われなくなれば、学校に人権が、日本国憲法が遵守され、活かされるようになれば、この「ひのきみ」通信の使命は終わり、きっと廃刊の日を迎えられるだろう。そして、「日の丸・君が代」対策委員会も解散するだろう。その日を目指して私たちは活動をつづける。しかし、私たちの役割はそう簡単に終わりそうもない。時代のにおいはますますキナ臭くなってきた。一人一人が問われる時代だ。21世紀こんな時代になるとは、想像もできなかったっが…
<素直な天邪鬼>

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お知らせ

4月6日(金) 18:00〜 この憲法、日本人にはもったいない! 辛淑玉講演集会 静岡県産業経済会館
 (JR静岡15分)
4月6日(金) 18:30〜 開封されたホロコーストと戦争犯罪 中央大学駿河台記念館310
4月7日(土) 13:30〜 「日米地位協定」市民の見直し案を知ろう! 渋谷女性センター・アイリス
 (全国婦人会館5F)
4月7日(土) 13:30〜 教科書を良くする千葉県議員連盟
 「藤岡信勝先生講演会」(右派グループ)
千葉市民会館小ホール
 (千葉5分、東千葉3分)
4月8日(日) 夕方 第3回「満月まつり」
 主催:東アジアの平和-人権-環境を守る満月まつり沖縄実行委員会
全国各地同時開催
4月9日(月) 18:00〜 石原都知事の辞任を求めるキャンドル大行進 柏木公園(新宿西口7分)
4月12日(木) 10:00〜 「石川中裁判」(原告・根津公子さん)第1回裁判 東京地裁八王子支部
4月13日(金) 13:30〜 居住権裁判・原告証言 千葉地裁松戸支部501(松戸8分)
4月13日(金) 18:30〜 教育基本法改悪反対!教員の選別・排除を許すな!教育関連6法案反対!
 討論集会
シニアワーク東京(飯田橋7分)
4月14日(土) 14:00〜 とめよう戦争への道!百万人署名運動全国集会 千代田公会堂(地下鉄九段下)
4月14日(土) 14:00〜 続・住民が選択した町の福祉「問題はこれからです」 演出:羽田澄子 市川市民会館(本八幡南口7分)
4月14日(土) 18:00〜 5・3反改憲日比谷集会に向けて「改憲の狙うもの」 講師:内田雅敏 文京区民センター3F
 (三田線春日2分)
4月14日(土) 18:30〜 バンザイ訴訟(即位礼・大嘗祭違憲神奈川住民訴訟)
 の勝利をめざす集い
かながわ県民センター
 (横浜駅西口5分)
4月15日(日) 13:00〜 「今も、夢に見ます」上映会 エセナ大田
 (大森8分・入新井小裏)
4月15日(日) 14:00〜 教科書問題学習会「4.15高嶋さん講演会」
 高嶋伸欣琉球大学教授 主催:三鷹の教育を考える会
三鷹労政会館大会議室
 (三鷹南口7分)
4月16日(月) 11:00〜
12:00〜
高嶋教科書裁判東京高裁結審
報告集会
東京高裁101
弁護士会館
4月21日(土) 11:00〜 チェルノブイリから15年脱原発博覧会in飛鳥山 飛鳥山公園(JR王子5分)
4月21日(土) 14:30〜 チェルノブイリ15周年救援コンサート
 子ども民族音楽団<チェルボナ・カリーナ>共演ナターシャ・グジー
千葉市民会館
 (千葉10分、東千葉4分)
4月21日(土) 14:30〜 第3回水俣病記念講演会 講師:杉本栄子・宇井純・大岡信・鶴見俊輔 有楽町マリオン朝日ホール
4月21日(土) 17:30〜 東アジアの「脱植民地化」と天皇制の戦争・戦後責任 日本基督教会館
 (東西線早稲田7分)
4月27日(金) 19:00〜 辛淑玉流・ホンキで生きる 梅ヶ丘パークホール
4月28日(土)
 〜29日(日)
13:00〜
〜12:00
近現代授研第3回研究大会(申込:Fax0471-55-0097)
 「情況と、子ども論の視点に立つ近現代史授業の展開」
ザ・クレストホテル立川
 (JR立川8分)
4月28日(土) 13:30〜 チェルノブイリ15周年救援コンサート「チェルボナ・カリーナ」 蕨市民会館(蕨10分)
4月29日(日) 午後 「みどりの日」反対集会 渋谷勤労福祉会館(渋谷パルコ前)
5月3日(木)
 〜6日(日)
10:00
〜16:00
写真展「闇からの証言 松代大本営と朝鮮人『慰安婦』の家」 「もう一つの歴史館・松代」
 仮展示室(地下壕入口前)
5月3日(木) 13:00〜 生かそう憲法、高くかかげよう第9条 日比谷公会堂

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