ひのきみ通信 第50号

2000年6月29日

 朝鮮戦争50周年式典(6/25)。金大統領は「(首脳会談で)もしまた戦争が起きたら民族は滅亡する。平和共存・平和交流・平和統一の道をともに歩もう」と話しあったことを紹介。式典に参加した元軍人(70)の言葉。「戦時中も戦争が終わった後も我々には苦労ばかりだったが、首脳会談での南北首脳の握手で報われた気がする。もう民族同士が殺し合う悲劇は二度とあってはいけない」
(朝日新聞6月26日の記事より)

目次

国立二小「問題」とは何か 中村 雅子(国立二小保護者)
「戦争のためのヘリ基地はいらない!沖縄とむすぶ6・2千葉集会」 轟木 俊昭(佐倉西高校分会)
シンポジウム「21世紀への私たちの思い 日本社会への
 若者のメッセージ───自分が自分であるために───」
佐久間 美弥子(千葉工業高校分会)
ぐらついた連立政権 「日の丸・君が代」対策委員会
『ひのきみ通信』50号記念特集
     「ひのきみ通信」第50号に寄せる 千葉県高等学校教職員組合中央執行委員長
 矢野忠昭
     『ひのきみ通信』50号に寄せる 渡部 秀清(浦安高校分会)
     よい子の「日の丸」アガレ!アガル? 近 正美(佐倉高校分会)
     「われら非国民」マークの提案 *ソフィーの愛人*
     日本語の作文技術/産経新聞の場合 T.T.0212
     5年目を迎えて 萩倉 良(国府台高校分会)
     『ひのきみ通信』50号に寄せる 田辺 昭夫(君津高校分会)
戸井昌造さんを悼む とりづかよしかず(小金高校分会)
お知らせ

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国立二小「問題」とは何か

中村 雅子(国立二小保護者)

 国立市では昨年まで卒業式や入学式に「日の丸」や「君が代」はありませんでした。9年前に娘が二小に入学した時は、2年生になったばかりの子どもたちが楽器を演奏し、授業や行事など、学校の1年間を寸劇のような形で見せてくれて、新入生を迎えてくれました。3年前の卒業式は、子どもたちが主体となって先生方の協力を得て準備した「手作り」とも言える式で、子どもたち一人一人が将来の夢や決意を述べて、校長先生から卒業証書をいただきました。こんなに暖かい、心のこもった式があるのだという感動を今でも覚えています。
 ところが、昨年の国旗・国歌法制定を受けて、「君が代」「日の丸」実施率ゼロだった国立市への都からの指導が強められ、また、今年に入ってからは「国旗国歌を考える市民の会」「国立の正常化を推進する市民の会」等という団体が集会を開いたり、街頭宣伝をするようになりました。後者の会は「教職員組合って何?その実態は?」と問い、教職員組合の「公務執行妨害」と「暴力」で国旗掲揚が阻止されてきたと主張するビラを駅頭で配りました。さらに、「国旗掲揚妨害:公務執行妨害で逮捕せよ」という見出しの3月10日付の『日本時事評論』が全戸配布されるなど、親に不安を与え、教師との間を分断するような宣伝が続きました。
 今年の国立市の卒業式・入学式は校舎の屋上に国旗を掲揚するという形で行われましたが、式当日には数校で「愛国党」の人々が10数人、「日の丸」のはちまきをしめ、次のような主張の大きな幟を数本立てて、ハンドマイクで演説をしました。
 「説得:日本人なら卒業式・入学式は日の丸・君が代で行へ!!」
 「日の丸・君が代に反対する赤旗教師は“リストラ”せよ!!」
 「警告:天皇・日の丸・君が代・靖国神社に反対する者は反日朝鮮系日本人だ!!」
 「説得:日の丸を掲げよ。日の丸教師になれ。素直な日本人になれ」
4月6日の二小の入学式の日にもその人たちの宣伝行動があり、入学式に先立つ始業式での校歌斉唱の時は、子どもたちの声を凌ぐ音量で「君が代」が流されました。
 実はその前日の4月5日の産経新聞多摩版で二小の3月24日の卒業式後の出来事が、事実とは違う形でセンセーショナルに報道されていました。それは「児童30人、国旗を降ろさせる」「校長に土下座要求」というものでした。国立二小「問題」は、このように作られたと私は思います。いくつかの部分的な事実を恣意的に組み合わせてひとつの「ストーリー」を作り上げ、それを新聞という巨大な媒体で流布していく、さらに、5月5日付産経新聞で「土下座要求が示す荒廃」と題する社説が書かれるなど、はじめの「ストーリー」を前提にして次々と議論が積み上げられることによってそれが「事実」として定着してしまう怖さを、今回のことで身にしみて感じています。 この「ストーリー」は、その場で見守っていた親や教師、その場にいた子どもから話を聞いた親たちにとっては、とても承伏できないものです。子どもたちが日の丸に反対して校長先生を取り囲み土下座を迫ったかのような印象を与える記事は明らかに事実と違っています。卒業式の後に何が起こったのか、その場に居合わせた親を中心に、「国立第二小学校についての産経新聞報道に関する意見書」が6月中旬に市長宛に提出され ました。出来事の概要を述べた部分と、卒業生の保護者が自分の意見を書く欄があり、40数名の保護者が意見を書いて提出しています。
 その概要によると、卒業式後のやりとりは6〜7人の卒業生が校長先生に「どうして前もって説明のないまま日の丸をあげたのですか」と質問したことから始まり、結果的に30人ほどの子どもたちと保護者、教員が校長先生と話をすることになりました。子どもたちは国旗・国歌に対する特別な立場から発言したのではなく、子どもたちが主体となって行ってきた数々の学校行事の最後である卒業式が長年の慣例と異なる形で行われたことの説明を校長先生にしてほしかったのです。中心で校長先生と話をしていた子どもたちが終始丁寧な言葉でやりとりをしていたことは、その場にいた誰もが認めています。周りを取り囲んだ子どもの多くは静かに聞いていましたが、中にはふざけて乱暴な言葉を使った子どももいたようです。しかし、その場の状況が産経新聞の報道が描くような乱暴なものではなかったことを、意見書は伝えています。
 校長先生が市教委への報告書で書いて話題になった「土下座」という言葉は、その時にいた場所によって聞こえた人と聞こえなかった人がいるようですが、いずれにしても、その場の主要なテーマとして抽出されるようなものでなかったことは明らかです。その言葉については、それがふさわしくないものであることを校長先生がその場で教えていただきたかったと思います。教育の場としての学校で、子どもたちは間違いや失敗からも学んでいくのではないでしょうか。その指導がなされないまま、報告書に書かれたその言葉が取りざたされるような事態がとても残念です。
 新聞報道の素材となった校長先生の市教委への報告書がどのように書かれたのかという問題もあると思います。校長先生と教頭先生の印象と記憶をもとにまとめられた報告は、テープをとっていたわけでもなくメモも取っていたわけではないのに会話体で書かれ、その場をある程度再現しいるような印象を与えます。しかし、その場にいた人から見ると、やはりある一つの「ストーリー」として構成されていると言わざるを得ないものとなっていると思います。学校の中で起こった出来事について、当事者が協力してまとめ、異論があるところは「併記」等の方法でまとめていく可能性や、その方法など、今後の課題として考えていただきたいことです。
 また、事実をていねいに明らかにしてほしいという市教委の要請で市教委事務局が当時の教職員全員に「聞き取り」をおこないましたが、校長先生の報告書をもとにしての質問に答えるというもので、教職員側の見方を十分聞き取るものにはなっていなかったという話も聞きます。6月20日の教育委員会で「聞き取り」をふまえた中間報告が出されましたが、教職員の行動が市の学校運営管理規則違反の可能性があると示唆するなど、今後の展開が心配されるものとなっています。
 しかし、校長先生の意見に異論を唱えることがいけないという規則があるのでない限り、旗を揚げることを妨害したわけでもない今回のケースのどこが問題になるのか、疑問です。校長先生は市の方針に従って国旗を揚げ、卒業式の後に降ろしたという、そのことにかかわって、誰がどう言ったとかそういうことが、なぜ、問題になるのでしょうか。教職員の「処分」などがされたら、校長先生に説明を求めて発言した子どもたちに重荷を負わせることになるのではないかというのが、とても心配です。疑問があったら聞き、話し合いで納得を得ていく、学校とはそういう場であるはずではないでしょうか。学校での子どもの発言は守られなければならないと思います。
 国立二小「問題」は社会的圧力の問題ともなっています。4月26日には右翼団体が街宣車約70台、200人近くが「車両デモ」をしました。子どもの下校時刻頃に行動が予定されていたため、午後の授業を振り替えて子どもを早く帰宅させるために地区班ごとに保護者が迎えに行きましたが、新聞報道のみならず、このような具体的な形の社会的「圧力」が学校に対してなされることに対しては憤りを覚えます。二小や近くの児童館への「脅迫状」も届いたりしており、子どもを安心して学校へ送り出せない不安があります。「強制」しないはずが、この圧力は「強制」以外のなにものでもないと思います。

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「戦争のためのヘリ基地はいらない!沖縄とむすぶ6・2千葉集会」

轟木 俊昭(佐倉西高校分会)

 6月2日夕、船橋東部公民館(津田沼)で「戦争のためのヘリ基地はいらない!沖縄とむすぶ6・2千葉集会」がひらかれました。参加者は110名余、県内の沖縄出身者、前に知花氏の講演会を行い、秋に修学旅行で沖縄に行く小金高校の職員、喜納昌吉らと活動もしているという千葉市の画家外立(はしだて)さんなど、多彩な方でいっぱいでした。
 主催の「百万人運動」千葉県連絡会は、昨年10月20日、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」として再出発し、千葉の地において習志野空挺隊や成田空港をはじめ、あらゆる新ガイドラインの実体化攻撃と闘っていくことを確認しました。暮れには、空挺団の邦人救出訓練を弾劾する宣伝行動を新津田沼の駅前で行いました。また高教組の2.11集会と意見広告運動にも全面協力の態勢でかかわってきました。この3月の事務局会議で、これまでと一味ちがう沖縄集会をやろうと決め、新しい人が関われたらと、各地区から実行委員を募りました。そこで企画をねった結果、読谷村の反戦地主、知花昌一さんに三線も弾きながら語ってもらおうということになりました。
6.2千葉集会  6・2集会は、まず名護の住民投票の記録ビデオ上映から始まりました。住民投票の画期的な勝利にもかかわらず、その後の市長選、知事選へと、受け入れ派の巻き返しが強まっていく様が展開されます。ビデオが終わり、講演に立った知花さんは、沖縄県議会での反戦地主排除決議や、沖縄サミットをめぐる最近の県内の動きなどを、じっくりとユーモアを交えて話されました。何度か苦汁を飲まされ、それでも屈せず立ちあがっていく、知花さんは、そんな沖縄のたたかいの質に触れ、三線を取り出し、民謡を二、三紹介されました。歌に託されたウチナンチュの心や、平和な三線を武器とする沖縄の「文化」を伝えたかったのでしょう。手拍子、指笛、かけごえがおこり、座は和やかになりました。
 最後に、最近代表団として行った韓国・北朝鮮で大歓迎されたこと、朝鮮半島の統一問題と沖縄(米軍基地)のかかわりに改めて気づいたと語り、朝鮮・中国、東アジアの平和のためにも「沖縄の闘い」は重要だと思うと、訴えられました。
 講演の後、県連絡会の沖縄サミット派遣団代表など、司会が調整に苦労するほど発言が続き、最後に「石原都知事の辞任を求めるアピール」を採択して閉会しました。集会後の交流会も、予約した席に入りきれないほどの参加者で、遅くまで盛り上がりました。
 千葉県連絡会では、これから沖縄サミットに向けて、7月15日18時から千葉タワラ屋前交差点、16日11時からは新津田沼駅前で「百万人運動」の全国キャラバンを迎え、街頭宣伝を行う予定です。また私たちの連帯メッセージのはがきを集めて沖縄に届けようという「100万語メッセージ運動」にも取り組んでいます。また沖縄派遣団のためのカンパも募っています。これらの活動に協力できる方、また「百万人署名運動」の趣旨に賛同してくださる方は、とりあえず下記にご連絡ください。
  とめよう戦争への道!百万人署名運動千葉県連絡会 事務局次長 轟木俊昭

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シンポジウム「21世紀への私たちの思い 日本社会への若者のメッセージ
───自分が自分であるために───」

佐久間 美弥子(千葉工業高校分会)

 現職の首相が「日本は天皇を中心とした神の国」と発言し、この発言を撤回する事もない。今、検定にかけられている中学校の歴史教科書の中に、神話がまことしやかに詳述され、現代史においては、日本のアジア諸国に対する加害責任には全く触れていないものがあるという。国会内に設置された憲法調査会では、憲法9条改悪が論じられようとしている。今、私たちは、いかなる時代に生きているのだろう。じわじわと押し寄せる暗い影を感じ、黙してはいけないと思いつつも、日常生活はそれとは無関係に喧噪のうちに過ぎていく。こんな感覚で日々を過ごしている私は、6月10日ラパスホールで開催された「子どもと教科書全国ネット21」主催による上記シンポジウムに、非常に爽やかな刺激と、未来に向けた展望を感じた。
 若者7人がパネリストとなって、それぞれの体験や活動を通して思うことを20分づつ語り、その後、高橋哲也さんのコーディネイトによって若干の討論を行い、高橋さんの講演がつづく。
 Kさん「最近頻発している17歳の犯罪。気持ちは分かるような気がする。私たちはギリギリのところで生きている。」
 Fさん「卒業式での『日の丸・君が代』実施に対する静かな抵抗として、黄色いリボンをつける運動に取り組んだ。その間の友人たちとの議論を通して、「国旗・国歌」そのものの意味を考えることになった。」
 Tさん「私たちが一生懸命に描いたゲルニカの絵を、私たちに断りもなく、ステージから下ろし、その代わりに『日の丸』が掲げられていることへの悔しさから、『私は怒りと屈辱をもって卒業します。私は絶対校長先生のような人間にはなりたくないと思います』と卒業式で発言。その後ずっと発言してこなかったけど、ようやく今になって、あの時のことを見据えて、自分の言葉で話そうという気持ちになった。」
 Tさん「ヒロシマの子として学んだことで、流されることなく、真実を追求しつづける姿勢を学ぶことができたと思う。」
 Nさん「生きにくい時代を実感する。いろんなものに縛り付けられてシャープになってしまっている。余裕がなく、子どもらしい、人間らしい夢が持てなくなってきている」 今、日本に強まっているナショナリズムの言説に対して、積極的な批判を展開している高橋哲也さんは、今世紀最大の大量殺人を実行した元ナチスのエリート中佐アイヒマンが「自覚なき殺戮者」だったということをあげ、私たちが今の組織や機構の中で、「もう一人のアイヒマン」になる可能性を指摘する。パネリストとして発言した7人の若者たちは、その一人ひとりが、自分の考えに基づいて行動することに価値を置き、さらにこの行動を自分の言葉で検証する事に努めている。しかしその彼らも「言葉にすると嘘っぽい。言葉が信じられなくなる」と語り、「しゃべる子どもたちは、話さない子どもたちの声をもっと聞かなくてはならない」とも指摘する。「知ることが軽視され、強い言葉が圧倒しようとしている時代」だからこそ、無言になってしまってはいけないと切実に思う。若者たちに大いに触発され、励まされた一日だった。

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ぐらついた連立政権

「日の丸・君が代」対策委員会

 第42回総選挙で、連立政権を組む自民党・公明党・保守党が議席を大きく減らした。
 比例区で見る限り、180議席のうち、自民党・公明党・保守党は80議席にすぎず、民主党・自由党・共産党・社民党の100を大きく下回った。
 とくに、この傾向は都市部で顕著に現れ、南関東・東京・東海などでは、民主党が自民党を上回る得票率を得、近畿でもほぼ同率であった。
 『毎日新聞』は社説に、「総選挙で国民は自公保3党連立政権に極めて厳しい審判を下した」と書き、『朝日新聞』も、「森首相が心底寝ていてもらいかたった無党派層は、最後にむっくりと起き上がって、風を起こした。さらなる激動の予感を漂わせて、20世紀最後の年の総選挙は終わった」と書いた。
 今回の選挙は、昨年国会で、数を頼りに「新ガイドライン関連法」「国旗・国歌法」「盗聴法」「国民総背番号制」などの反動法案を強行成立させた連立政権が国民の審判を受ける選挙だった。また、小渕前首相退陣後、不透明な政権交替を果たし、「神の国」発言や「国体」発言、さらには「寝ていて」発言などを繰り返す森氏の内閣に対する信を問う選挙だった。これに対し、上のような結果がでたのである。
 たしかに、政権党に有利な小選挙区制のもとでは、自民党の優位は動かなかったものの、民意をより正しく反映した比例区では、自民党はわずか56議席で、3分の1にも満たず、民主党の47とそう大差なかったのである。また、与党の絶対安定多数は確保されたというものの、議席数の激減は彼等に大きな打撃を与えたことは確かであり、彼等の内部で矛盾・亀裂が起きる可能性もある。これにより、彼等の今後の政局運営は、きわめて慎重にならざるを得ないだろう。さらに、森首相続投のようだが、これも彼等にとっては大きな不安材料だろう。彼がいつ又、失言をするかわかったものではないからである。
 ぐらついた連立政権が「日の丸・君が代」強制をさらに強めようとすれば、彼等の足元には無理が入り、よりぐらつくことになろう。
 「日の丸・君が代」強制反対の闘いをさらに発展させよう。

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『ひのきみ通信』50号記念特集




「ひのきみ通信」第50号に寄せる

千葉県高等学校教職員組合中央執行委員長 矢野忠昭

あいさつ  入学式、卒業式における「日の丸・君が代」について、県教委は、93年度当初、未実施校の校長に対し「職務命令と考えてもらっていい」、94年1月には、「国旗掲揚、国歌斉唱の措置を行うこと」との通知を出し、2月の高教組との交渉では、「指導要領に基き実施」「校長の職務命令もある」と強制を強めてきました。
 このような県教委の攻勢の中で、職場では徹底的な議論を重ね・校長交渉で追及を行ってきました。この時期の特徴は、職場の枠を越え、連絡を取り合いながら全県に運動が広がったことです。
 1995年「日の丸・君が代」問題対策委員会が設置され、学習会の開催、パンフ・ビデオの作成、配布を通じ、「日の丸・君が代」強制反対の運動に大きな役割を果たしました。
 1997年5月23日、「ひのきみ通信」が発刊されました。
 1999年、新ガイドライン関連法、「国旗・国歌」法制化など、反動的諸法案が強行される中で、「ひのきみ通信」は、警鐘を鳴らし、千高教組の仲間に、運動への参加を呼び掛け続けてきました。
 2000年2月の、「意見広告」「2・11集会」の成功に向けて、「対策委員会」の献身的な活動、精力的な「通信」の発行は、組合員に大きな勇気を与えました。
 「ひのきみ通信」が50号を数えたことは、編集に携わる組合員の皆さんの、大変な努力の結果です。その労を多とします。
 昨年の「国旗・国歌」法制化以来、全国的に学校現場での強制が強まっています。千葉県では、目立った動きはありませんが、組合の組織率の低下の中で、「日の丸・君が代」が、多数によって「民主的」に導入される職場が出てきています。本当の職場民主主義によって、押し返すことが重要だと考えます。
 石原都知事の「三国人」発言、森首相の「神の国」「国体」発言に代表されるように、歴史総括抜きの時代錯誤的動きが後を絶ちません。
 憲法改悪、教育基本法改悪の動きは、看過出来ない所まできています。千高教組に結集し、このような動きにストップをかけなければなりません。
 「ひのきみ通信」は、仲間たちに、一定の方向を示し、勇気を鼓舞しています。これからも、ますます、「ひのきみ通信」の果たすべき役割が重要性をましてきます。
 高教組と一体となって、平和をまもる運動の先頭に立って奮闘されることを期待します。

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『ひのきみ通信』50号に寄せる

渡部 秀清(浦安高校分会)

 『ひのきみ通信』第一号(1997年5月23日)の「創刊の言葉」に次のようなことが述べてある。

「しかし、レジスタンスはいろいろな形で続けられている。
 この闘いを引き続き日常的に発展させていくため、われわれは今回、『ひのきみ通信』を定期的に(月一回の予定で)発行することにした。
 この通信では、闘争や実践の報告、情報や教材の提供、方針や行動の提起などを行っていきたい。皆さんからの通信や投稿も大歓迎である。
 知花さんは講演(1996年11月の)の中で『火種』という言葉を使ったが、われわれはこの通信が『日の君』ならぬ闘う『火の君』通信になればと思っている。」

 あれから3年、『ひのきみ通信』は50号を数えることになった。この間、15号(1998年6月5日)からは、インターネット上にホームページも開設した。
 ところで、この間の様々な闘いで、われわれは『強制・弾圧は闘いを生み、広げる』という貴重な教訓を得た。そして、千葉県におけるレジスタンスの『火種』は消えず、『ひのきみ通信』も県内外の闘う仲間から少しずつ知られるようになった。それとともに、2・11集会に見られるように、われわれの連帯の輪も、3年前には考えられなかった程、大きく広がってきた。
 だから、「強制・弾圧」を恐れることなく、引き続き闘いを堅持していこう。

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よい子の「日の丸」アガレ!アガル?

近 正美(佐倉高校分会)

 子どものころのことを想い出すと、「君が代」の思いでは全くない。強いて言えば東京オリンピックの時に聞いた覚えがあるぐらいだ。しかし、「日の丸」にはいろいろな思い出がある。
 小学校のころはマジメだったボクは、小学校の5・6年の時に朝・夕に「日の丸」を掲揚し降納する係を担任の先生から「拝命」した。選ばれたのは小林君とボクの二人だった。
 小林君とボクは集会の時の校旗の旗手と副旗手もやっていた。校旗の旗手というのは、集会の時に重い校旗を白手袋で捧げもって勿体つけて入場する役目だ。今思えば、校旗は軍旗と同じように扱われ、まるで軍隊式のやり方だった。「日の丸」当番も簡単ではない、「君が代」の演奏時間に合わせて掲揚しなくてはならない。早く上がったり、遅すぎてもいけない。最後にきて慌てて揚げるのが一番カッコ悪い。よく小林君と「こうやるとうまくいくぞ」と話し合ったのを覚えている。
 そんなボクは家でも「祝日には『日の丸』を掲げなくてはいけない」などとマジメに言っていたのであった。ボクは純真で先生の言うこととやることは「正しい」ことだと信じていた小学生だった。
 今ではゾッとする話しだけど、そのころは何の疑問ももたなかった。きっとこれからの「いい子」も純粋に「日の丸・君が代」を刷り込まれていくのだろう。でも、そんな子たちも成長する中でわかる時がきてほしい。しかし、今の日本の脳死状態をみると不安で仕方がない。見えているのにわからない、知識はあっても考えない、現実社会にリアリティを持ち得ていない人々が余りにも多すぎる。そんな、「にんげん」にはなりたくない。
 そんなボクも、今では「日の丸・君が代」対策委員!
 にんげん、成長するものですね。

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「われら非国民」マークの提案

*ソフィーの愛人*

 「日の丸・君が代」対策委員会は、かつて報告集「侵入禁止」を発行し、「侵入禁止」マークを世に問うてきました。しかし、「国旗・国歌法」強行成立以来、右翼による反民主的活動は目に余るものがあり、市民運動にたいして公然と「非国民」呼ばわりするケースさえ見られるようになってしまいました。ならば、毅然として反撃しましょう。われわれは偏狭な国家主義には組みしないという意味を込めて、図のような「われら非国民」マークを提案します。試作品ですが、いかがでしょうか。

「われら非国民」

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日本語の作文技術/産経新聞の場合

T.T.0212

愚か者には愚か者に応じた答えをするな。愚か者とならないために。
愚か者には愚か者に応じた答えをせよ。愚か者でないと思わせないために。

梅干と冷奴【「日の丸」と冷奴】
 「日・君」対策委員会が昨年発行した「一問一答集(案)」に、「梅干・冷奴は必要だが、国旗・国歌はいらない」という類のことを書いた。産経新聞がことのほか気に入ったらしく、何回も紹介してくれた。ぼくが知っているだけで、[1]2月5日付けの千葉版トップ記事(それにしてもデカイ活字だった)、[2]2月25日付けの関東版(というのだろうか?アノ所沢高校と並べられたので、光栄に思った)、[3]3月31日付けの「産經抄」(一面だぜ、一面)──とこれだけ載ったので、著者としては非常に嬉しかった。

【ハレンチと「日の丸」】
 この文章、「作文技術」的には、全く関係ないものを無理矢理結びつけるという極めて通俗的なやつ。実は、当の産経自身もよく使っている──ただし、極めてヘタッピーなやり方で──ので、2つほど紹介しておく。
 まず、3月7日付けの千葉版。右側に「日・君」のない卒業式の紹介があり、その左に「わいせつ教諭」の記事。そのまた左に、両者を結び付ける──まさに無理矢理──ものとして、「中村教育長は辞任を」。確かに、ハレンチと「日の丸」、関係ないものを並べてはいるんだけどねぇ〜。中身に「内的必然性」がないから、説得力に欠ける。

【「日の丸」と茶髪】
 次のはもっと乱暴。3月8日付けの「卒業式に日・君なし」という記事の中の写真のキャプション。「髪を茶髪に染めた生徒も目立った」。茶髪の是非についてのコメントは控えるけどね〜。こんなこと書いちゃっていいのかなあ? 日本国中「日・君」の卒業式だらけ(残念だが)で、ありとあらゆる場所に「茶髪」クンたちがいる(そんなに残念ではない)のに、そこでの「日・君」の責任はどうするんだろう? 乱暴というより、デマゴーグに近い。

 ・・・ということで、冒頭の「愚か者」に戻ります。産経の記者の皆さん、もう少し文章力を鍛えましょうネ。

(00/06/22)

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5年目を迎えて

萩倉 良(国府台高校分会)

 5月に起きた17歳の殺人事件の加害者は、まだ一部の情報源から推察することしかできないが、ひとりは「人を殺してみたかった」と供述し、もうひとりは「存在感ほしい」とインターネットのチャットで発信していた。17歳とひとくくりにするのはいたずらに誤解を招くであろうし、ほとんどの17歳はこのような心理状態とは無縁である。とは言うものの、中学3年生の時に酒鬼薔薇聖斗事件を世代的共通体験としている17歳の生徒たちにとって、決して影響は小さくない。
 「若い人は先があるから」と生命と存在を選別して殺めた豊川の少年も、「スベテノチツジョヲホウカイサセル」とのメモを残した高速バスジャックの少年も、自己存在の検証過程で、他者の生命を抹殺した。自分の存在を確認するための行動は誰にでもあるが、他者の生命をその行為より低位におくのは、モラルや規範意識以前に、痛みや共感といった感情や身体感覚がある境界線をこえてしまった感がある。
 都知事の「三国人」発言や首相の「神の国」発言が怖いのは、その発言そのものより、それを容認する社会の趨勢があることだ。かつて民族差別的に使用した語や、そのイデオローグのために何百万、何千万の生命を抹消していった時代の言葉を、ああも無神経に使いながら相変わらず行政府の長でいられ、しかも擁護する論調がある。数え切れないほどの生命の犠牲と不幸を切実に受け止めたが故に受け入れた平和主義と民主主義という戦後社会のモラルや身体感覚も、いまやある境界をこえつつある。
 国旗・国歌法につけ盗聴法につけ、実際のねらいは、国家権力が意図的に引いた切断線の外にはみ出た異端者を排除し、その存在をないかのようにすることである。かの人々に言わせれば、社会秩序の崩壊の原因は、戦後民主主義と左翼もしくは自由主義にあるという。公共性を回復するために、国家がすべてを回収し束ねていくという、古くて新しいナショナリズムの発想は、社会不安が強まるにつれて勢力を増しつつある。
 自由にものを考え、忌憚なく発言できる社会は、摩擦は多いかもしれないが、それを遥かに超えるだけの豊かな関係と、異質なものが刺激しあうことによる創造性を醸成する。境界線が曖昧になるなか、安っぽいナショナリズムに回収されることを、あくまで声を挙げて拒むことは、ますます重みを持つ。
 この5年間、何もかもが変わってしまった感がある。しかし、私たちの声に様々な立場からの共感を得ることができたのも事実である。5年目を迎え、その意義を再確認したい。

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『ひのきみ通信』50号に寄せる

田辺 昭夫(君津高校分会)

 息長く闘っていきましょう。

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戸井昌造さんを悼む

とりづかよしかず(小金高校分会)

 戸井昌造さんが4月17日に亡くなりました。
 戸井さんにはじめてお目にかかったのは、昨年の1月24日、私が市民グループの研究会で十五年戦争の授業実践について報告したときでした。その場に、『秩父事件を歩く』や『戦争案内』を書いた画家として高名な戸井さんがいらっしゃったので驚いたのですが、その上、思いがけずも、戸井さんは私の実践を評価し、はげましの言葉をかけてくれたのでした。
 その後、沖縄修学旅行の事前学習として講演会を開くことになり、旅行委員会は『沖縄絵本』の戸井さんに講師をお願いすることにしました。突然の電話での依頼、しかも講演料もわずか、というまったく無理なお願いだったのですが、戸井さんは積極的に若い人と話し合いたいから大歓迎だといって、こころよく引き受けてくださいました。
 9月4日には、旅行委員の生徒3人と打ち合せのため、戸井さんのお宅を訪ねました。『沖縄絵本』の原画やスケッチを見せてもらいました。絵心のない私も、本物の美しさ、すばらしさに心働かされました。戸井さんは自らの戦争体験や沖縄での取材の話を3時間にわたって生徒たちに語ってくれました。若い人と話すのが実に楽しそうでした。
 講演会は9月30日、タイトルは「沖縄をもっとよく知ろう」。あいにく厳しい残暑で、冷房のないトレーニングルームは蒸し風呂のよう。そんな悪条件の中、戸井さんはスライドを交えて、「“冷たい知識”より“熱い感動”を」「何かひとつ自分なりのテーマを持って沖縄にいこう」と高校生に熱っぽく語りかけました。
 12月、高教組の「2・11集会」に向けて意見広告の賛同署名を集めることになり、私は戸井さんに案内のビラを送りました。するとすぐに戸井さんから返事が来て、賛同の署名と一緒に戸井さんがよびかけ人になっている「『日の丸・君が代』強制反対の意思表示の会」のリーフレットが入っていて、「返信(賛同)のついでにこちらからのおねがい! お互い、がんばりましょう!」と書かれていました。
 2月11日の「日の丸・君が代」の強制に反対する千葉県民集会にも、戸井さんは足を運んでくださいました。その数日後、戸井さんから電話があり、「大勢が参加したすばらしい集会でした。千葉高教組のとりくみに敬意を表します。大田さんはさすがによく勉強されている方だ」などと話しをされ、励まされました。そして、「今度『沖縄絵本』が文庫化されるので、そのあとがきを書くために、もう一度沖縄に行くことにする」と言っていました。これが戸井さんとの最後の会話になってしまいました。
 6月15日、戸井昌造遺作展。会場には秩父、沖縄、東北など各地を歩いて描いた作品が展示されていました。その中にひとつ、特に印象に残る絵がありました。題は「冬に耐えて」。東北の早春を描いたもので、雪解けの森にブナの大木が青空に向かって力強く枝を伸ばしている姿に惹かれ、購入しました。
 「ひのきみ」通信にこれからもかかわっていくことは、反戦平和を訴え続けた戸井さんの遺志を継ぐことにもなると思っています。

(2000.6.20記)

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お知らせ

6月29日(木)
〜7月2日(日)
  「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラム
 問合:ピープルズ・プラン研究所 Fax,Tel:03-5273-8362
 
6月30日(金) 19:00〜 自由主義史観研究会「中国のミサイル開発成功と対中『核の傘』」 台東区民会館(浅草3分)
6月30日(金)
〜7月1日(土)
  金城実作品展in残波岬 沖縄読谷村残波岬公園
6月30日(金)
〜7月2日(日)
  沖縄映画祭2000 那覇パレット市民劇場
7月1日(土) 14:00〜 「買ってはいけない」佐倉講演会
 講師:本多勝−・渡辺雄二・まつざききくや
佐倉市民音楽ホール
 (京成臼井6分)
7月1日(土) 14:00〜 平和サミット「花は土に咲く」─基地なき平和を求めて─
 Tel:0980-49-3047
読谷村文化センター・鳳ホール
7月1日(土) 14:15〜 サラワク・キャンペーン委員会セミナー
 「住民を脅かすプランテーション」
環境パートナーシップオフィス
 (地下鉄表参道・コスモス青山)
7月1日(土) 14:30〜 社会科教科書問題懇談会
 講師:永原慶二・石山久男・俵義文・高嶋伸欣
明治大学研究棟4F第1会議室
 (御茶の水6分)
7月1日(土) 17:00〜 ジュゴンまつり 沖縄名護東海岸瀬嵩の浜
7月1日(土) 18:00〜 社会科シンポジウム 池袋芸術劇場5F会議室
7月2日(日) 10:00〜 WT0シンポジウム 江戸東京博物館1Fホール
7月2日(日) 10:30〜 GAMA・MABUI上映会
 10:30〜GAMA 12:30〜MABUI
南流山センター
7月8日(土) 14:00〜 盧溝橋事件63周年講演会 講師:篠塚良雄(中帰連) 木更津中央公民館
7月8日(土) 18:00〜 沖縄サミットに異議あり! シニアワーク東京(飯田橋6分)
7月9日(日) 13:00〜 MABUI上映会 兵庫県いたみホール
7月9日(日) 14:00〜 講演会「人と人がつながり社会を作る『力』」 門脇厚司
 主催:2000年子ども全国交歓会実行委員会
セシオン杉並
 (丸の内線東高円寺5分)
7月10日(月) 15:30〜
17:00〜
高島教科書訴訟口頭弁論
弁護団報告・講演:高嶋伸欣「授業は教科書のひとことから」
東京高裁第三民事部
弁護士会館
7月11日(火) 11:00〜 オランダ人元捕虜・民間抑留者損害賠償訴訟 東京高裁812
7月13日(木) 10:00〜 安田裁判第34回公判 東京地裁104
7月14日(金)
 〜16日(日)
  平和のための戦争展 戦争のない21世紀をめざして
 14日13:00〜20:00 15日10:00〜20:00 16日10:00〜18:00
市川市民談話室3Fマイギャラリー
 (JR本八幡3分,京成本八幡2分)
7月14日(金) 19:00〜 金徳洙・サムルノリ“四物遊撃” 赤坂BLITZ
7月16日(日) 14:00〜 「日の丸・君が代」と「教育改革」のねらい
 ─卒・入学式の総括と今後の展望を語る7・16県民集会─
 今年3月、4月の県内高校の報告&講演:渡辺治
千葉県教育会館303
7月16日(日) 18:30〜 やめて!東京都による「防災」に名を借りた9・3自衛隊演習 中野区環境リサイクルプラザ
 (中野15分:中野5丁目)
7月17日(月) 14:30〜
19:00〜
MABUI上映会 北区・赤羽会館
7月18日(火) 11:00〜 即位礼・大嘗祭違憲神奈川住民訴訟 東京高裁822
7月18日(火) 13:30〜 文京七中早川さん分限免職裁判 東京地裁619
7月20日(木)
〜8月6日(日)
10:00
〜18:00
水俣東京展 東京都写真美術館
7月20日(木) 10:30〜
13:30〜
MABUI上映会 奈良県大和高田市
 地場産業センター
7月20日(木) 13:00〜 「海の日」・沖縄サミット・宮中晩餐会に反対する集会 文京区民センター1A会議室
 (地下鉄春日2分)
7月20日(木) 14:00〜 嘉手納基地包囲行動  
7月20日(木) 17:00〜 ニライカナイ祭りTOKYO 日比谷野外音楽堂
7月21日(金) 12:00〜
18:00〜
沖縄サミット反対集会・デモ(サミット反対実)
国際集会
名護市
7月22日(土) 10:30〜
15:00〜
沖縄サミット反対集会・デモ(サミット反対実)
沖縄県各地で反基地行動(キャンプシュワブ、普天間基地など)
名護市
沖縄県各地
7月22日(土) 15:00〜 GAMA・MABUI上映会
 15:00〜GAMA 17:00〜MABUI
世田谷区・玉川区民会館
7月22日(土) 18:30〜 沖縄サミット反対デモ(サミット反対実) 沖縄県庁前〜首里城
7月23日(日) 11:00〜 サミット共同声明発表時行動(サミット反対実) 名護市
7月27日(木)
 〜31日(月)
10:30
〜18:00
2000平和のための埼玉の戦争展
 (最終日は15:30まで)
浦和西口コルソ7Fホール
7月28日(金)
 〜31日(月)
  地理教育研究会CGU千葉館山大会 中央学院大学館山セミナー・
 ハウス(JR館山18分)
7月29日(土) 12:00〜 第46回母親大会全体会「私の会った世界の子どもたち」黒柳徹子 有明コロシアム
7月29日(土)
 〜31日(月)
13:00〜
〜12:00
全国民主主義教育研究会第31回大会 明治学院大学白金校舎
 (目黒、品川より都バス)
7月29日(土)
 〜31日(月)
14:00〜
〜11:00
第30回働く青年の全国交歓会 志賀高原一ノ瀬
7月29日(土)
 〜31日(月)
  2000子ども全国交歓会 志賀高原高天が原
 (中学生は沖縄)
7月30日(日) 12:00〜 アムネスティ総会
 記念講演会「日本におけるNGOと国際人権活動のこれから」
戸山サンライズ
 (JR新大久保バス15分)
7月31日(月)
〜8月1日(火)
9:00〜
〜17:00
第17回教育労働者全国交流会in熊本
 現代のファシズムと学校
水前寺共済会館
 (熊本市水前寺)
7月31日(月) 11:30〜 東京都「皇太子結婚祝賀事業」住民訴訟 東京地裁606
8月1日(火)
 〜8日(火)
  第4回NCCフィリピン交流ツアー
 問合:Fax.03-3204-9595
 
8月5日(土)
 〜6日(日)
  自由主義史観研究会全国大会
 問合:03-5800-8515
はあといん乃木坂
 (千代田線乃木坂3分)
8月6日(日) 13:30〜 2000年平和のための証言集会−台湾植民地支配がもらしたもの 豊島区民センター(池袋5分)
8月8日(火)
 〜10日(木)
  全国キリスト教人権教育セミナー
 「共に生きる」きずなの創造と回復をもとめて
西南女学院中高等学校
 (JR小倉タクシー10分)
8月9日(水) 14:00〜 「国旗国歌」法成立1年、考え続けよう「日の丸・君が代」集会 くにたち市民芸術小ホール
 (南武線矢川10分)
8月11日(金) 14:00〜 台湾からの訴え−再び元「従軍慰安婦」の証言を聞く 船橋市中央公民館(船橋7分)
8月11日(金)
 〜13日(日)
  「ピースinしずおか」問合:053-422-4810  
8月12日(土)
 〜15日(火)
10:00
〜19:00
平和のための戦争展 日本青年館中ホール
8月13日(日)
 〜18日(金)
  第10次『心に刻む会』ソウル追悼集会訪韓団
 企画:『心に刻む会』訪韓団事務局 Tel.090-8798-8290
 
8月14日(月)
 〜25日(金)
  第30回マレー半島南部戦争追体験の旅 企画・運営:高嶋伸欣
 申込:Tel.03-3341-2411 Fax.03-3341-3101
 
8月24日(木)
 〜25日(金)
  第28回平和教育研究全国シンポジウム 立正大学講堂・三号館
 (五反田・大崎7分)
8月26日(土) 13:00〜 20世紀最大の嘘「南京大虐殺」を徹底検証する埼玉県民集会
 東中野修道,藤岡信勝 自由主義史観研究会Tel.03-5800-8515
埼玉会館小ホール
 (JR浦和7分)
9月15日(金)
 〜21日(木)
  撫順戦犯管理所開設50周年記念・友好訪問団(北京・撫順・瀋陽)
 申込・問合:中国帰還者連絡会 Fax.03-3543-9934
 
9月23日(土)
 〜24日(日)
  全国平和教育研究シンポジウム「21世紀に生きる希望と確信を」
 講師:中西新太郎・竹内常一・佐貫浩
法政大学62年館(市谷8分)

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